人生は60分のドラマ
「人生は60分のドラマである」というフレーズを聞いたことがあります。
これは、1分間を1歳(1年)と考えた上での言葉であり、ドラマと人生を掛けています。
テレビドラマは通常、
0~20分:ストーリーの説明、様々な可能性を考えさせる。
20~40分:方向性が決まり、エンディングが面白いかどうかがこの時間帯の盛り上げ方で決まる。
40~60分:0~40分で道筋を立てたものを最大の形でエンディング
大体、基本的にはこの流れだと思います。
人生に置き換えると…
これを人生に置き換えてみると、
0~20歳:勉強、スポーツ、恋愛、音楽、趣味などいろいろ経験して人格を形成する。
20~40歳:0~20歳で決めた方向性を極めていく。どこまで極められるかでエンディングが決まる。
40~60歳:培ってきたものを最大限に発揮していく。
という感じになるでしょうか。
20~40分の時が一番の勝負
この「人生は60分のドラマである」というフレーズは、
20~40分の時が一番の勝負どころであると言われています。
テレビドラマだと、最初はまだこれから面白くなるかな、という期待感で見続けてもらえますが、 20~40分の盛り上げ方に失敗すると即チャンネルを変えられてしまいます。
人生も同様、20~40歳の時が一番の勝負
人生も同様で、若いうちはまだ期待感もあって温かい目で見られますが、
40~60歳になって培ってきたものが大したものでない場合、出世街道から外されてしまうかもしれません。
この20~40分(歳)をどうするかは脚本家である自分自身にしか決められません。
このドラマが成功した場合、60分以降のドラマ拡大スペシャルなども充実することは間違いないでしょう。