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勉強の意味。(北野武(ビートたけし)の名言③)

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夢は夢。目標とは違う。

夢は夢。目標とは違う。

最近のテレビ番組やCMを見ていると、成功した人達やを一面に出して脚光を浴びさせたり、学生が出演している場合でも好環境にいて青春を謳歌しているようなイメージのみを映したり、ほんの一握りしか現実にいないような演出、人生のほんの一部分のみを映す演出がとても多い印象です。

現代では、学校や家庭、教育に携わるところでは、夢を持たせるように促す場合も多く、何かしらの夢を持たないと焦ってしまったり、夢のないとかその内容がありきたりだと他人には個性がないとか、つまらない人間という印象を与えてしまうなど悪いことになる風潮すらあります。

しかし、夢は押し付けるものでもない上、夢を見つけられる時にも個人差があったり、内容にも個人差があって当然です。

そもそも大人たちは夢を持てと言ってはいるものの、そこから先に夢を実現するための具体的な計画や目標を示せているのでしょうか。

夢を持ってもその夢を実現できるのはそれこそほんの一握りです。大半は方向転換して違う道に向かうことになります。

「夢を持たせる」、企業広告やTV、学校には都合の良いキャッチフレーズになりますが、夢を持たせたあとにしっかりと一つ一つ目標を持たせて道を示すことができなければ、夢だけを持たせることは無責任なのかもしれません。

ただ、だからといってその夢に寄り添い続けることは難しいので、その夢の実現の厳しさや夢が散った時の心構えまでは教えてほしいところです。

 

勉強するから何をしたいか分かる。勉強しないから何をしたいか分からない。

勉強するから何をしたいか分かる。勉強しないから何をしたいか分からない。

テレビ番組やCM、学校などから夢を持つことが良しとされていますが、では夢をもっていない、夢がまだ分からない場合どうすればよいのでしょうか。

焦る必要はありません。夢は無理に作るものではなく、自然とできるものだからです。

ただ、夢は自然とできるものですが、ただ待っていれば良いといい訳ではありません。

何もしていないと今持っている知識・見解、視野が広がらず結局夢を持つことはできないでしょう。

夢を見つけるためには、「何になりたい!」、「何がしたい」と思えるように今持っている知識・見解を深めつつ、視野を広げ新しいことにも挑戦して経験を増やしていくことが大切です。

なぜなら、より知識を深めたり、新しいことを経験することで新しい発見ができ、心の底からやりたいと思える機会になるからです。

その知識や経験の広げ方は何も学校の勉強でなくても良いと思います。学校の勉強では分からないことも多いからです。

ただし、だからといって学校の勉強をしなくてよいという訳でもありません。

大学生に行くとその分色々な経験ができて、選択の幅が広がるメリットが生じる上、夢を見つけても学校の勉強が全くできないとその夢の実現に支障が生じる可能性があるためです。

大人たちの中に「勉強しなさい!」、「良い大学に行きなさい!」と言う方が多くいるかと思いますが、上記の理由も含まれています。

子供たちに伝える時には、ただ単に「勉強しなさい!」と言うだけでなく、勉強することの意味や、なぜ必要なのかもしっかりと伝えてあげることが大切です。