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嫌われることを恐れている人に真のリーダーシップはとれない。(野村克也の名言②)

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好かれなくてもいいから信用はされなければならない。嫌われることを恐れている人に真のリーダーシップはとれない。

真のリーダーシップとは何なのでしょうか?役職を持っている人が必ずといってもいいほど悩むことになるかと思います。リーダーシップに関する書籍は多数あってどれも正解といえることから、これといって定義できるものではなく、人や環境によってリーダーシップ像は異なるのかもしれません。

ただ、その中でも「信用」がとても重要でどのリーダーシップ像にも必要不可欠な要素であることは間違いありません。

真のリーダーシップ像とは?

真のリーダーシップ像とは何なのか?何をできて何を示せていれば正しいのか、これは一概には言えないと思います。

慕ってついて来る人達を迎合すればよいのか、多くを語らず背中で訴えかけるのが正解なのか、一挙手一投足を指示するのがよいのか、普段は関わらずに必要に応じてまとめ役をすればよいのか、方向性だけを示せばよいのか、難しいことは自分で抱え込むのがよいのか、責任だけ取ればよいのか、等々立ち居振る舞いから部下や仲間との関わり方まであげればきりがないほど悩みの種は多いです。

きっとこれら全てが適度にバランスよく保てることが正解は正解です。

しかし、いくらリーダーとはいえ、全てを完璧にこなせる人間はごく一部ですし、関わる人間の性格や環境によってもそのバランスは変わります。

その上、頭でわかっていてもこれらをバランスよく実践することは困難を極めます。

「信頼関係」が大切

リーダーという役職があるとはいえ、部下とは優劣のない同じ人間です。あなたはどのような人についていきたい、一緒にいたい、友人になりたいと思いますか?

それは1つの要因として「信用できるか」どうかです。

例え、この人と一緒にいれば有益だ、などと思っていたとしても信用できていなかったらそれはあくまでも表面上のみの薄っぺらい関係で、一緒にいることのメリットがなくなればその人の下から容赦なく去るでしょう。

リーダーとはそんな損得なしで心の底からついていきたくなるような人物像です。

「信用」はどうすれば得られるのか

ではそんな「信用」はどうすれば得られるでしょうか。損得のように目で見えるものではないためイメージは難しいかもしれませんが、そんなに難しいことではありません。普通の人間関係で良いのです。

「信用」してくれる人を人は「信用」するので、まずはこちらが信用します。そして、一人一人の話に耳を傾け、困っていたら手を差し伸べ、信頼して任せ、道を間違ったら愛情を持って叱ってやり、良いことが起きたら一緒に喜ぶ、そんな子供の時から自然とできていることを少し大袈裟なほどに体現するのが良いのです。

叱ってやると言いましたが、何でも優しくするのが信頼関係を築けるというものでもありません。優しくし過ぎたら甘えが発生してその人の成長を阻害する可能性があるからです。叱るべき事象なのに叱る労力を嫌って優しくし続けることはその人の事を本気で考えていない証拠で単なる怠けです。

人は成長したり、忙しくなったり、役職を得るなど偉くなると基本的な人間関係を忘れがちになります。

そんな時だからこそ人間関係の基本に立ち返って少し大袈裟に振る舞うことこそが真のリーダーの条件なのかもしれません。