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重荷があるからこそ、人は努力するのである。(野村克也の名言⑤)

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重荷があるからこそ、人は努力するのである。重荷があるからこそ、大地にしっかりと足をつけて歩いていける。

努力する理由、様々あると思います。

夢の実現、競争、家族や仲間のため、将来のため、住宅ローンの返済、プレッシャーからの解放、自身が置かれている立場からの責任感、人助けなど、本当に人それぞれです。

努力する理由にはポジティブものもネガティブなものもありますが、どちらであってもそれが重荷になることもあり得ます。

しかし、その努力する理由が重荷であったとしても、それが活力・原動力となるのです。

重荷がないとどうなるか

逆から考えてみると、重荷がないと人はどうなるのでしょうか。

まず間違いなく堕落していきます。

人は生きていく上で、壁にぶち当たることや困難に直面することが必ずあります。しかも一度ではなく何度もです。

重荷とは時には背負うことが辛いと感じるときもありますが、背負っているからこそ自身の力を最大限発揮して困難を乗り越えることができるのです。

背負うものがない場合には、人は困難を乗り越える必要がありません。わざわざ困難な壁を乗り越える必要もなければ活力や原動力もないので、次々と訪れる壁や困難を避けたり、逃げることになってしまいます。

人は壁や困難に挑戦していかないと、成長する機会を逸してしまいます。楽ばかりを求めると、人は挑戦をやめて安定・堕落を求めるようになってしまいます。

重荷を持つことで現実を見つめ、成長していく

重荷は責任とも言い換えることができます。責任がある人間は最悪のケースを先に考えることから、無責任な行動はしません。浮かれることなく、現実を見ながら地に足をつけて行動していきます。

そして、責任を全うするために、困難な壁も一つずつ乗り越えるように挑戦していきます。挑戦するかしないかを選択する時に挑戦する選択をするケースが自然と多くなるため、自身の成長にもつながります。

重荷の持ちすぎはNGになることも

重荷は言い換えればプレッシャーと同じようなものです。プレッシャーは抱えすぎると人は精神的に追い詰められて耐えられなくなる可能性があります。

不安がある場合には、自分はどこまでが重荷を持てるのか見極めることがとても大切です。自分の能力を大幅に超えた重荷は持たないように心掛けて優先順位を決めたり、取捨選択をしましょう。

もしくは、仲間や家族と重荷を分け合うことで連帯感・団結力も向上しますので、抱え込まずに困ったときはすぐに声に出すことを心掛けましょう。